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「ちゃんとジムに通ってるのに、なんで筋肉がつかないんだろう?」そう悩んでいる人は多い。実は筋肉がつかないのには明確な原因がある。この記事では、僕が1年かけてやっと気づいた「筋肉がつかない本当の理由」を全部話す。
はっきり言う。筋トレしているのに体が変わらないのは、才能の問題でも遺伝子の問題でもない。やり方のどこかが間違っているだけだ。
筋肉がつく仕組みはシンプルだ。
この3つのどこかが欠けると、筋肉は育たない。「筋トレはしている」のに結果が出ない人は、トレーニング以外の部分——食事か休息か、あるいは刺激の質——に問題があるケースがほとんどだ。
筋肉の材料はタンパク質だ。筋トレをしている人が1日に必要なタンパク質の目安は、体重×1.5〜2g。体重70kgなら、105〜140gは必要になる。
鶏むね肉100gに含まれるタンパク質が約22gだから、それだけで換算すると約500gの鶏むね肉が必要になる計算だ。毎日これだけの量を食事だけで摂るのは、なかなかきつい。
僕が筋トレを始めたころ、タンパク質なんてほぼ気にしていなかった。「一応プロテイン飲んでるからOKでしょ」と思って、1日1杯(約25g)飲むだけで満足していた。
でも実際に計算してみたら、食事込みでも1日60〜70g程度しか摂れていなかった。これでは材料が足りなくて、筋肉が育つわけがない。当たり前の話だ。
プロテインを飲む回数を増やし、食事でも意識的にタンパク質を摂るようにしたら、3ヶ月後には見た目の変化が出てきた。タンパク質不足は、筋肉がつかない原因の中で最も多いケースだと今は確信している。
筋肉は「これ以上の負荷には耐えられない」というギリギリのラインで刺激を与えて初めて成長する。余裕のある重量で10回こなすトレーニングを何セットやっても、筋肉へのシグナルは弱い。
目安としては、8〜12回でギリギリ限界になる重量を選ぶこと。「あと1回できるかな?できないかな?」という感覚があるくらいの強度が理想だ。
「重量を上げるのが怖い」という初心者は多い。わかる、僕もそうだった。でも正直に言うと、怖がって軽い重量を使い続けていても体は変わらない。
重要なのは「段階的に重量を増やす(プログレッシブオーバーロード)」こと。先週10kgで10回できたなら、今週は10.5kgか11kgで試してみる。この積み上げが筋肉を育てる。
「筋肉は筋トレ中に育つ」と思っている人がいるが、それは間違いだ。筋肉が育つのは、トレーニング後の休息・睡眠中だ。
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、損傷した筋繊維が修復・強化される。睡眠時間が短いと、このプロセスが不完全になり、筋肉がなかなかつかない状態になる。
目標は1日7〜8時間の睡眠。忙しい社会人には難しいこともあるが、少なくとも6時間は確保したい。僕が一番体の変化を感じたのは、睡眠時間をしっかり取るようにした時期だった。
それと「週7日連続で筋トレ」するのもNG。筋肉は休ませることで成長する。同じ部位を鍛えるなら、48〜72時間の休息を挟むのが基本だ。
「太りたくないから食事は控えめに」という考え方は、筋肉をつけたい人には逆効果になることがある。筋肉を増やすためには、消費カロリーより少し多めに食べる「カロリーサープラス」の状態が必要だ。
厳密に体重を維持しながら筋肉だけ増やす「リコンプ」も理論上は可能だが、初心者が効率よく筋肉をつけたいなら、1日200〜300kcal程度の余剰を意識する方が結果は出やすい。
「筋トレしてるのにガリガリのまま」という人は、単純に食べる量が足りていない可能性が高い。お腹が減っていなくても、意識的に食べる量を増やしてみてほしい。
筋肉は同じ刺激に慣れてしまう。ずっと同じ重量・同じ種目・同じセット数でトレーニングを続けていると、筋肉は「これくらいなら今のサイズで十分」と判断してしまう。
これを「プラトー(停滞期)」と呼ぶ。打破するためには、以下のどれかを変える必要がある。
僕の場合、「毎回同じメニュー」で半年くらいやって停滞した。種目を変えただけで、それまで感じなかった刺激が来て「あ、これだったのか」となった。変化を加えることを怖がらないでほしい。
筋トレしているのに筋肉がつかない主な原因をまとめると:
全部を一気に改善しなくていい。「自分はどれが一番当てはまるか?」を考えて、まず1つ変えてみてほしい。1つ変えるだけでも、体の反応は変わってくる。
筋肉がつかないのは才能のせいじゃない。正しい方法で続けていけば、必ず変わる。焦らず、一歩ずつ積み上げていこう。
筋トレをもっと効果的にしたい方は、食事管理やプロテインの選び方についての記事もぜひチェックしてみてほしい。