お気軽にお問い合わせください
お電話でのお問い合わせはこちら
TELxxx-xxxx-xxxx(平日09:00-17:00)
「筋トレをちゃんとやってるのに、なんで体が変わらないんだろう」——これ、筋トレを始めた最初の数ヶ月間、ずっと悩んでたことだ。
結論から言うと、原因は食事にあった。正確に言えば、タンパク質・脂質・炭水化物のバランス「PFCバランス」を完全に無視して、なんとなく食べていたことが問題だった。
この記事では、難しい計算や細かいカロリー管理は抜きにして、初心者でも今日から使えるPFCの超シンプルな考え方を、僕の失敗談を交えながら解説していく。
PFCというのは、「Protein(タンパク質)」「Fat(脂質)」「Carbohydrate(炭水化物)」の頭文字だ。この3つが食事の基本を構成する「三大栄養素」と呼ばれるもの。
筋トレをしている人にとっては、どれひとつ「いらない」栄養素はない。よく「糖質カット」とか「脂質ゼロ」とかやる人がいるけど、それだと筋肉がつかないどころか減っていくことがある。
筋肉は、筋トレ中に「壊れて」、その後の食事と休息で「修復・成長する」。この修復に使われるのがタンパク質。エネルギーとして使われるのが炭水化物。そしてホルモン分泌を支えるのが脂質だ。
タンパク質が足りなければ筋肉が作れない。炭水化物が足りなければトレーニングの質が落ちる。脂質が足りなければホルモンバランスが崩れる。三つが揃って初めて「筋トレした意味がある食事」になるんだ。
筋トレを始めたばかりの頃、僕は「とにかくたくさん食べれば筋肉がつく」と信じていた。毎日ごはんをたっぷり食べて、カロリーは十分に摂っていたと思う。でも3ヶ月経っても体重は増えてるのに、鏡を見てもあんまり変わった気がしない。
よく見たら、脂肪ばっかり増えて筋肉は増えてない……という最悪の状況だった。原因は明確。カロリーは足りていたけど、タンパク質が全然足りていなかった。筋肉を作る材料を供給できていなかったわけだ。
当時の食事を振り返ると、朝はパンとコーヒー、昼は定食でご飯多め、夜は唐揚げか焼き肉——みたいな感じ。一見悪くなさそうだけど、タンパク質の量を計算してみたら1日60gくらいしか摂れていなかった。
後で知るんだけど、筋肉をつけるには体重×2g(体重70kgなら140g)のタンパク質が必要と言われている。半分以下しか摂れていなかったわけだ。この失敗があったから、今では食事の「質」を意識するようになった。
まず最初に意識してほしいのがタンパク質の量だ。目安は「体重(kg)× 1.5〜2g」。体重70kgなら105〜140g。これが1日の目標タンパク質量になる。最初は1.5gから始めて、慣れてきたら2gを目指すといい。
タンパク質が多い食材の目安:
毎食こういった高タンパク食材を意識して選ぶだけで、大きく変わってくる。
炭水化物を抜くダイエットが流行っているけど、筋トレをやっている人にとっては逆効果になりやすい。炭水化物はトレーニング中のエネルギー源になる。不足すると筋肉が分解されてエネルギーに使われてしまう。せっかく筋トレしても、筋肉が減っていくという最悪の状況になる。
白米、玄米、オートミール、さつまいもあたりが優秀な炭水化物源。量は「拳1個分を毎食」が目安として覚えておこう。
「脂質 = 太る」というイメージがあるかもしれないけど、それは過剰摂取の場合の話。特に重要なのが筋肉を作るホルモン「テストステロン」の合成に脂質が使われること。脂質を極端に減らすと、テストステロンが下がって筋肉がつきにくくなる。
良質な脂質を含む食材としては、アボカド、ナッツ類、サーモン、オリーブオイルあたりがおすすめ。揚げ物のような「悪い脂質」を避けつつ、良い脂質はちゃんと摂るのがポイントだ。
理想はこんな感じ(体重70kgの人の目安):
【朝食】
卵2個(スクランブルエッグかゆで卵)、オートミール50g、バナナ1本、プロテイン1杯
→ タンパク質 約35g
【昼食】
鶏むね肉150g(サラダチキンでもOK)、白米150g、野菜サラダ
→ タンパク質 約35g
【夕食】
サバ缶1缶+豆腐半丁、ご飯150g、みそ汁
→ タンパク質 約40g
【間食・補食】
ギリシャヨーグルト1カップ、またはプロテイン1杯
→ タンパク質 約15〜20g
合計でタンパク質125〜130gほど確保できる。完璧でなくていいけど、こういった構成を意識するだけで全然違う。
毎日手料理は難しい。僕もよくコンビニを活用している。コンビニでPFCを意識するポイントはこれだけ:
コンビニ飯でも十分に筋肉をつけることはできる。大事なのは「何を選ぶか」だ。
プロテインは「魔法のドリンク」ではない。あくまで食事でタンパク質が足りない時に補う道具だ。1日に必要なタンパク質を食事だけで摂ろうとすると、かなりの量の肉や魚を食べ続ける必要がある。それが大変な人にとって、プロテインは手軽に20gのタンパク質を補給できる便利なツールになる。
「プロテインは筋トレ直後30分以内に飲まないといけない!」という話を聞いたことがあるかもしれない。これ、間違いではないけど、初心者のうちはそんなに神経質にならなくていい。タイミングより「毎日継続してタンパク質を十分に摂れているか」の方がよっぽど大事だ。
筋トレ後でも、朝でも、寝る前でも、飲みやすい時に飲んで続けることが最重要。完璧なタイミングで1週間飲むより、気軽なタイミングで3ヶ月飲み続ける方が何十倍も効果がある。
食事管理を始めた人がよくやる失敗が、「完璧にやろうとして挫折する」こと。毎食タンパク質を計算して、間食もゼロにして……これを毎日やろうとすると、外食した時や予定が狂った時に「もう無理だ」となって全部やめてしまう。
食事管理は「8割できてれば合格」だ。週に1〜2回外食してラーメン食べても、全体のトレンドとしてタンパク質が取れていれば全然問題ない。完璧主義を捨てることが継続の鍵だ。
1日単位で考えると、「今日は食べすぎた」「今日は栄養が偏った」と気になってしまう。だから週単位で考えることをおすすめする。「今週はだいたいタンパク質が取れていたかな」くらいの感覚でいい。
月曜日に食べすぎたなら、火曜日に少し調整する。水曜日に外食したなら、木曜日は少し多めにタンパク質を意識する。こうやってゆるく調整しながら続けていく方が、長期的に見てはるかに効果が高い。
今回の記事のポイントをざっくり整理する:
食事を少し意識するだけで、同じ筋トレでも得られる結果がまったく変わってくる。難しく考えすぎず、まずは「毎食タンパク質を意識する」ことから始めてみてほしい。少しずつ積み上げていこう。応援してるよ。